最果タヒ(さいはてたひ)おすすめ作品は?顔だししない素顔は?
中学生のときからブログで文章を書き始めた最果タヒ(さいはてたひ)さん。
読者から「これは詩として発表できるのでは」と言われ、詩の雑誌への投稿を勧められるように・・・
いま注目を集める詩人・最果タヒ!
謎の多いイメージを持たれている最果タヒさんですが…
顔出ししない理由や、
おすすめ作品・・・
「最果タヒ」という名前の由来について、最果タヒさんの経歴を調べてみました。
最果タヒ(さいはてたひ)のおすすめ作品は?
圧倒的世界観を垣間見る最果ての珠玉エッセイ集
最果タヒのエッセイ集『君の言い訳は最高の芸術』
様々なテーマで書かれた本作品は、
タヒのバカ正直さが全開です。
一般的に人と関わりあう以上言葉にしない方がうまくおくであろうことも、この中にはじゃんじゃん書いてしまっています^^
しかし、それは誰もが心に秘めているものでり、読者を共感させ、感動を呼ぶと思います。
『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
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タヒの第4詩集として出版された 『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
映画原作にもなった最果タヒのベストセラー詩集です。
言葉選びがすばらしい!
最果タヒらしいのセンスが感じられる良作。
43の詩はそれぞれが光を放っていて、眩しかったり暖かかったり、優しさや悲しさ、時には重く鈍かったりと、詩によって様々な光を感じることができます。
この作品は、是非ご覧になって欲しい作品です。」
最果タヒの現段階での代名詞的詩集
最果タヒを最果タヒたらしめたとも言える死の詩。
『死んでしまう系のぼくらに』
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この作品は、最果タヒが作品を作る上で、何よりも重きを置いていることのように感じられます。
彼女を果てしなく突き詰めていくと、そこには死があります。
死を最も果てしなく突き詰めると最果タヒの創作に見られる核心に迫る作品だと思います。
死というものの考え方、捉え方を根本から変えようとしているようにも感じられます。
新しい死の捉え方を見いだせる!
希望にも近い感情が、この『死んでしまう系のぼくらに』には詰まっています。
彼女の思いが詰まった最もおすすめしたい作品です!
顔だししない素顔は?
「最果タヒ」という名前はペンネームで、本名は公開されておりません。
最果タヒという名前の意味や由来について・・・
以前、自身のブログでこう綴っています。
ペンネームがどのようにできたのかについてはいろんなところで聞かれていて、
タヒは「死をくずしたもの」「タヒチからきたもの」「夕日と読める」などなどをよく聞かれるのですが、しかしどれも違っています…、
特にここ数年は「死をくずしたものでは」と言われることが増えてきました。時代性かな。こわいね。
ただ、そもそも漢字をくずして書く「ネ申」といった表記の文化は名前を作った当時ネットにはなく、「死をくずしたらタヒ」という発想はまだどこにも存在していませんでした。
死と言われだす前はといえば「タヒチ」「夕日」のこの二つが本当によく言われていたのでした。ただ、これもちがって、言葉の音感というものが当時マイブームだったわたしは、「たひ」っていう音が面白いと気づき名前にしたのでした。
名前を作った頃は「タヒ」と検索してもモンゴルの馬しか出てこなかったので、むしろそれぐらい無意味な言葉だからこそ名前にした私としては、
こうしたいろんな由来があとあと飛び出してくるのは予想外で、あと、時代が変わるごとに、読み手が想像する「意味」が変容するのはおもしろい。
最果タヒさんは、なぜか名前に想いを込めたらダメだと思っていたようです。
その思いは・・・
想いとか理由があると名前に飽きてしまったり、自分の中での風化が早いから・・・
そしてもう一つは!
ひとと被りやすいと、ネットで活動するには不利だから・・・との事です。
その意図は、想いとか理由があると名前に飽きてしまったり、自分の中での風化が早いからだそう。
そしてもう一つは、ひとと被りやすいと、ネットで活動するには検索とかで不利だから。との事。
最果タヒのかわいい素顔の写真は公開されてる?
最果タヒさんの顔写真は・・・
公開されておりませんでした。
顔出しは一貫して行っていません。
写真撮影の際も後ろ姿だったり本で顔を隠したりといった状態で写ています。
最果タヒさんは、こう答えています。
「作品を、作者という存在を知るためのヒントとして見られることが好きではない
純粋に作品に没頭してもらいたいと思ってるんでしょうね^^
最果タヒの大学や経歴・プロフィール
誕生 1986年
出身 兵庫県神戸市
性別 女性
職業 詩人、小説家
国籍 日本
代表作
2014年『死んでしまう系のぼくらに』
2009年『スパークした』
2007年『グッドモーニング』
主な受賞歴
第44回現代詩手帖賞
第13回中原中也賞
第33回現代詩花椿賞
大学は京都大学に通われており、在学中に中原中也賞を受賞し若くして才能を開花させてます。
最近の最果タヒさんの活動は、映画化や映像になるなど、映像の世界にも活動の場を広げています。
読む人がいて、完成する言葉があると思う。読み手に一方通行で届いていくのではなくて、読み手が詩を、言葉の群れから見つけていくのかなって思う。これは、本でも雑誌でもネットでも同じ。 pic.twitter.com/kL85YcY4qM
— 最果タヒ(Tahi Saihate) (@tt_ss) February 23, 2019
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